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ちょっとひと休みです


年度末に向けて仕事が忙しくちょっと更新が止まってます。

しかも月末までにやらなければならないことが山積してますので、
更新は週末になりそうです。
お水歴の続きはしばしお待ちくださいね。



実は私、数年前からネット上でアフィリエイトをやってます。
もちろん皆さんの中にも本格的にやってる方はいると思いますが、
昨年から始めたグーグルのアドセンスが一番確実ですね。

それなりにアクセスのあるホームページやブログを持っていれば
毎月ある程度の金額は黙ってても入ってきますからね。

ちなみに私の場合は毎月15,000円~30,000円くらいですかね。
あっもちろんこのブログからの売り上げはほぼゼロですが(笑)
本業に関係のあるホームページを数年前からやっているので
そこからの収入がほとんどです。

あまり気合を入れても時間をとられるだけなので
最近は結構適当にやってる感じです。



追伸

またアルバイトを始めようと思います。
金銭的なこともあるのですが、
本業絡みの人脈作りも兼ねて少し頑張ってみようと思います。




では少し落ち着いたらまた「お水歴」を再開しますのでヨロシク!



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テーマ : 今日の独り言 - ジャンル : 独身・フリー

可愛い女の子に変身!?

~これはプチホスの過去のお水歴を振り返った物語である~
         <プチホスお水歴 第38話>

過去のお水歴をまとめて見る場合はこちらをクリック






思わぬ展開で面接したその日に
オカマを演じきれるかどうかの試験が始まった。

そもそも「オカマバー」というくらいだから
厨房のチーフを除きホールにいる従業員は
100%オカマでなくてはならない。

お客さんは単にお酒を飲みに来ているわけではなく
「オカマ」の外見としゃべりを堪能しに来ているのだ。


化粧して女性っぽくなるだけなら誰でも出来るかもしれない。


でも何故かよくわからないが、
「オカマさん=よく喋る」「オカマさん=おっぱいがある」
世間ではそう思われているようだ。

その辺の言い回しというか種類は微妙に多い。
「ゲイ」「オカマ」「ニューハーフ」などなど

もちろん明確に区分けが出来ているわけではない。
私のように女好きな男がお店にいるくらいだから
これらは単なるお店の「名称」でしかないのかもしれない。



そんなうんちくはどうでもいいのだが、
気が付くと私の顔はどんどん女性っぽくなっていった。

詳しい名称はよく覚えていないが、
コンシーラ・ファンデーション・チーク・マスカラ
アイブロウ・アイシャドー・アイライン・口紅など
とりあえず一通りの化粧をしてみたという感じだ。

基本的にはあけみさんが化粧をしてくれたが、
途中できれいなおねえさんのグレープさんが
「若いんだからシャドーはこっちがいい」とか
「せっかくだからアイプチ使ったほうがいい」とか
色んな意見を混ぜてくれた。


そしてプチホスの化粧は出来上がった。
一応、鏡で見てみるが…




「気持ち悪い」




その一言だったが、
お姉さん達は「綺麗よぉ~」とか「可愛い」と言ってくれた。

とにかく気持ち悪かったので
その日は二度と鏡を見なかった。


すると今度は衣装を見立ててくれた。


その日はとりあえず黄色いワンピースを着てみた。
サイズは9号だったが意外にすんなり入った。

私は元々ハト胸なので胸の部分はピチピチで
おっぱいがないのは誰が見ても明らかだった。

でもパンプスを履くと意外にも足が細く
ウエストも細く見えたらしく、みんなに
「細くて良いわねぇ」と言われた。


そこまでホメ殺しされると
「気持ち悪い」と思っていた私も
「意外にイケてるのか?」と思うようになった。


最後はカツラだ。


当時の私は
いかにも普通の男性的な髪型だったので
ママはニコニコして、

「思い切って金髪がいいわよ」

と言い、私は黄色いワンピースに金髪の女の子になってしまった。



最後にみんなから「可愛いわよぉ」と
どこまで本気か解らないお褒めの言葉をいただいたので、

「もうどうにでもなれ!」

と思い、その日の仕事が始まった。





(つづく)




テーマ : 昔こんなことしてました - ジャンル : 独身・フリー

オカマの試用期間

~これはプチホスの過去のお水歴を振り返った物語である~
         <プチホスお水歴 第37話>

過去のお水歴をまとめて見る場合はこちらをクリック





オカマバーだと薄々感じながらも
面接することになりお店に向かった。

しかし、いざ「オカマバー」だと
解ってしまうと急に怖くなってきた。

お店に向かいながらも
「連絡先は言ってないしこのまま行かなくてもいいかな…」
とだんだん弱気になるというか怖くなってきた。

まだ採用されるとも決まってないのに


「俺がオカマの格好をして接客するなんて…」


色んな想像をしてしまい「遂にここまで来たか」
と勝手にソープに売られる女の子の気分になっていた。




お店の前まで来たが、
ドアの向こうの様子は全く解らない。

なんだかバタバタした感じはするが、
にぎやかという感じではない。

恥ずかしい話だが、私はお店の前で震えていた。

もちろん武者震いではない。
自分が全く知らない世界に飛び込んで行くことに対する恐怖だ。




私がドアの前でいつまでもグズグズしていると
そのお店のドアが開いて体のおっきいオカマさんが出てきた。

どうやらお店のドアはマジックミラーになっていたようだ。


「ちょっとあんたここで何してんの?」


といきなりのオネエ言葉に私はビビった。


「あっ、あの、め、面接に来たプチホスです」


そう言うと、さっきまで
ムスッとしていたオカマさんが急にニコニコして


「あら~そうなの、ならさっさと入ってぇ」


なぜ急に態度が変わったのかは解らないが、
とにかく私はそのお店に足を踏み入れてしまった。






お店はちょうど準備が終わって
お客さんを待っている状態のようだった。

すると目の前には、さっきのおっきいおねえさんと
金髪で結構きれいな感じのおねえさんと
明らかに男性にしか見えない年配のオカマさん達が
私を上から下まで舐めまわすようにジーっと見ていた。

すると年配のオカマさんが、
「そこに座って」と言ってきた。

どうやらこの人が「ママ」さんらしい。



ママ「あんた幾つだっけ?」

私「さ、30歳です」

ママ「お酒は結構飲めるの?」

私「まぁ…あまり強くはないですが多少は」

ママ「そう。うちは飲んで稼ぐお店だからみんなガバガバ呑むのよ」

私「そうですか。どのくらいなんでしょうか?」

ママ「うーん、多い時は一ケースくらいかしら」

私「えっ!ここは瓶ですか?」

ママ「そうよ、ジョッキとかグラスだと色々面倒なのよ」

私「そうですか。一ケースですか」


そこで私は少しホッとした顔をしたのを見逃さなかった。


ママ「あんた、1人一ケースよ」

私「あっ、やっぱりそうですか…」

ママ「そうよ、みんなで一ケースじゃ話になんないでしょ!」

私「はい、解りました」



ママ「ところであんた、女が好きなの?」

私「えっ!あっ、はい」

ママ「そう、もったいないわねぇ」

私「・・・」

ママ「でもここではあんたもオカマになるんだから
   お客さんの前で女に色目使っちゃダメよ」

私「あっ、はい。解りました」

ママ「今日はお店出られるの?」

私「えっ!今日ですか?」

ママ「とりあえず試験採用よ」

私「そうですか。でも何も準備してませんが」

ママ「大丈夫よ、あけみちゃ~ん!」

あけみさん(さっきのでっかいおねえさん)
  「は~い、ママ。準備しますか?」

ママ「そうねぇ、とりあえず可愛い感じでお願い」

あけみさん「はい、ママ。まかせて~」



そう言うとあけみさんは、
私の顔をコットンで軽く拭いて
ハンドクリームのようなものをベタベタ塗りはじめた。

あとで聞くとそれはコンシーラと呼ばれるもので
普通はシミなどを隠すためにポイントに使うものだが、
オカマさんたちはひげや毛穴を隠すために大量に使っているようだ。



そのコンシーラをグリグリ塗られながら、

「俺はこれから女になるのか…」

と少し寂しい気持ちになっていった。




(つづく)


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やっぱり稼ぐしかない

~これはプチホスの過去のお水歴を振り返った物語である~
         <プチホスお水歴 第36話>

過去のお水歴をまとめて見る場合はこちらをクリック





借金返済のため、昼間の仕事をしながらも
ボッタクリの店や売り専のお店をいずれも1日で辞め
正直言って30歳で夜のアルバイトを探すのに限界を感じていた。

いくら夜の世界を渡り歩いて来たと言っても
「夜の世界」には賞味期限があると言うの聞いたことがあった。


「夜の商売は何歳から始めたとしても10年やって
 ある程度成功できなかったら一生上がれない」


もちろん私は夜の世界で一生過ごそうという気はなかったので
この言葉は当てはまらないのかもしれないが、
21歳から色んなバイトをしたが結局
「何かやり遂げた!」と言えるような実績はない。

その頃は昼間の仕事で固定給があり
ボーナスも多少はあった。

どうせ家財道具がないんだから(過去記事参照
貧相な生活をすれば何とか暮らしてはいけそうだった。



しかし…



このまま借金を返すだけの生活はしたくない。

もう少しだけ人間らしい生活がしたい。
テレビも冷蔵庫も洗濯機も何もない中で
暮らしていては気が狂いそうだった。

相当な努力が必要でも、ある程度稼げるバイトがしたい。



そして私は再び一般情報誌ではない、
怪しい方の情報誌を見た。

そこには何となく聞き覚えのある
スナックの名前があった。



【募集要項】

18歳~35歳位で未経験可
日給8,000円以上
20時から翌4時まで
元気で明るいスタッフ募集!



とありがちな感じの募集内容だが、
来て欲しいのは男性なのか女性なのか?
明確には書いていないが私は薄々気づいていた。

当時の私にとって日給8,000円は魅力だった。
私は「今度こそしっかり稼ぐぞ!」と気合を入れて電話をした。




私「求人募集を見て電話したんですが」

店「あっ!ちょっと待って、ママと替わるわ」

私「はい」

ママ「もしもしあなた幾つ?」

私「あっ…30歳ですけど」

ママ「そう、夜の経験はあるの?」

私「パブとかスナックで少しバイトを…」

ママ「そう、じゃあこれから面接に来られる?」

私「あっ大丈夫です」

ママ「じゃあ待ってるわ!」




電話を切って私は、

「やっぱりか」と思った。



電話に出たママの声はガラガラの声だった。

何となく聞いたことがある店名だと思ったら
やはりこのお店は「オカマバー」だった。


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(つづく)



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おじさんの悪戯(後編)

このプチホスの過去プチホスお水歴の番外編として
お水歴の休憩や話が行き詰った時(?)に書いていきます。





私は一泊の温泉旅行で一緒に飲んで騒いだおじさんと
一緒に帰りに立ち寄った温泉の広大な露天風呂にいた。

お風呂に入っても仕事や世間話など話は尽きなく、
気が付くとおじさんは私のかなり近い位置にいた。



おじさん「プチホスさんいい体してますね~」

私「いや、そんなことないですよ」

おじさん「何かスポーツでもやってるんですか?」

私「今はゴルフくらいしかしてしてないですよ
  まぁ筋トレは趣味なんでわりとしてますが…」



私がそう言うと同時におじさんは私の腕を触っていた。

そしてその手はスルスルと伸びて私の胸へ…



おじさん「やっぱり若いって良いですよね」

私「・・・いえいえ、そうでもないですよ」

おじさん「いやいや、これくらいが良いんですよ」



と言った直後におじさんの手は私の下半身へ伸びていた。



私「何をしてるんですか!」

おじさん「そんな恥ずかしがらなくてもいいじゃないですか」



気が付くとおじさんは私のチン○を軽く握っていた。

不思議と急所を握られると人間は力が抜けるものだ。
私は何故かおじさんを押しのけるほどの力が入らなかった。

まるで金縛りにあったようだった。



私「や、やめてください!」

おじさん「男同士だからこそ解ることもあるんですよ」



「ボコッ」



やっと私に力が戻った瞬間私はおじさんを殴ってしまった。

おじさんはお湯の中で溺れそうになり
私は慌てておじさんを引き起こした。



私「す、すいません」

おじさん「ビックリしたなぁ」

私「だっておじさんが変なことするからですよ」

おじさん「いやいやちょっと可愛かったもので」

私「・・・」




二人はそのまま無言でお風呂を出て、
無言のまま帰っていった。




そして3日くらい経った頃、
私の会社におじさんから電話が来た。

そういえば名刺を渡したような気がする。

すっかりおじさんの名前を忘れていたため
うっかり出てしまうと、おじさんは嬉しそうだった。


おじさん「いや~先日はどうも」

私「いや、こちらこそ色々とすみません」

おじさん「今度一緒に飲みに行きませんか?」

私「…いや、最近仕事が忙しいもので」

おじさん「そうですか。じゃあまたそのうち連絡してみますね」



それから何度かおじさんから電話があったが、
事務所の人には

「○○という人は怪しいセールスの人なんで
 外出しているって言っておいてください」

と言っておいたので、おじさんと関わることは二度となかった。



ちなみにこのおじさんには
奥さんと二人の子供がいるそうだ。

世の中いろんな人がいることが
徐々にわかってきた30歳のプチホスでした。




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テーマ : 独身男性の日記&独り言 - ジャンル : 独身・フリー

おじさんの悪戯(前編)

このプチホスの過去プチホスお水歴の番外編として
お水歴の休憩や話が行き詰った時(?)に書いていきます。





前回のお水歴では男同士の肉体関係に
なりそうな場面が出てきましたが、
実はその少し前にそれに近いことがありました。

当時私は今と同じ仕事内容ながらも
サラリーマンとして勤務しておりました。

そしてその業界の仲間では毎年
一泊で研修会と称した温泉旅行があったのです。



私もほぼ毎年参加していたので
その年ものほほんと旅行に参加していたのですが、
その参加者の中に初めて見るおじさんがいました。

そのおじさんは夜の宴会の途中から
私の横で一緒に飲んでいて仕事について激論を交わしてました。



そして何事もなく一夜明けたのですが、
たまたま私はマイカーで来ていたので
お先に帰ります、ということで帰ろうとしたところ…



そのおじさんが

「よかったら乗せてってもらえませんか?」

と言ってきました。



私は昨夜も一緒に飲んだし断る理由はないので
あっさり「いいですよ」と承諾して一緒に帰ることになりました。




車の中でもそのおじさんとは話が盛り上がり
ずーっと話が途切れることはありませんでした。

そしてその後、おじさんがある提案をしてきました。

「この途中に温泉があるんで一緒に入りませんか?」

私も温泉は好きなので
またもや断る理由はなく一緒に温泉に行くことになりました。



その温泉は露天風呂が異常に広くて
昼間だったことから人もまばらでした。

おじさんと私はその露天風呂で、

「いや~昨日は飲みましたね」とか
「色んなお話しましたね」とか

一泊したことですっかり友達のように打ち解けていました。




あの瞬間までは…




(つづく)


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夜の世界は深いです

~これはプチホスの過去のお水歴を振り返った物語である~
         <プチホスお水歴 第35話>

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閉店間際に来店した及川ミッチー似の
王子系青年はマスターと密談をしていた。

でも密談というよりは普通に世間話をする
明るいノリで誰が良いかを話していた。



客「新しい子はどの子?」

マスター「あの端にいる子とあの子とその子よ」

客「ふーーん、今日初めての子は?」

マスター「端にいる子だよ」


と言いながらマスターは私を指差した。


マスター「プチホスちゃん、ちょっと顔上げて笑って!」

私「あっ、はい」(引きつった作り笑い)

客「うーーん、悪くないんだけど…」

マスター「タイプじゃない?」

客「いやそうじゃなくて僕と歳が変わらないじゃないの?」

マスター「ええ、そうかもね」

客「今日はそういう気分じゃないから…」

マスター「じゃあ一番若いあの子は?」

客「うん、じゃああの子で」



と言ってミッチーはマスターにお金を渡して
一番若い子と店を出た。



私は「ホッ」としたと同時に早くその場から立ち去りたかった。

それから交通費をもらい売れ残った子は店を出た。



帰り道、さっきの店にいた21、2歳くらいの
若い男の子が私に話しかけてきた。


男の子「お疲れ様です!初日はどうでした?」

私「いや、緊張しましたよ」

男の子「経験はあったんですか?」

私「いえ、全く」

男の子「そうですか、まぁそうですよね」

私「君は長いの?」

男の子「えぇ、もう2年くらいかな」

私「えー!じゃあベテランの域ですね」

男の子「まぁあの店じゃ一番古いかな」

私「あのーやっぱり○○○とか○○○とかするの?」

男の子「まぁ基本的にはね。でも何もしないお客さんとかもいるし」

私「そうなんだ」

男の子「もう辞めたくなりました?」

私「うーん、ちょっとね」

男の子「そうですね。お兄さんならもっといい仕事がありますよ!」

私「ありがとう。今までに変わったお客さんとかいた?」

男の子「あぁあそこは芸能人とか結構来るんですよ」

私「えー!そうなんだ。ちなみにどんな人?」

男の子「落語家の○○とか歌手の○○とか色々」

私「相手したの?」

男の子「ええ、落語家の○○さんはありますよ」

私「どんな感じだったの?」

男の子「うーーん、普通ですよ。優しかったし…」

私「そうなんだ。学生でしょ、いつまでやるの?」

男の子「結構お金がいいからまだ辞められなぁ」

私「ちなみに幾らくらい?」

男の子「お店からは30万くらいかな」

私「お店からってことは…」

男の子「うん。直接お客さんからっていうのが同じくらいかな」

私「じゃあ月収60万?」

男の子「うん。平均したらね」

私「凄いね」

男の子「でも彼女とかはしばらく作れないね」

私「そうか、じゃあまた何か機会があったら…」

男の子「はい。お疲れ様でした」




とても礼儀のしっかりした若者だった。

パッと見は普通の大学生だが、夜のバイトで月収60万。




夜の世界は深いなぁと改めて思った。

そして私は、二度とそのお店に行くことはなかった。


テーマ : 昔こんなことしてました - ジャンル : 独身・フリー

最後のチャンス?

~これはプチホスの過去のお水歴を振り返った物語である~
         <プチホスお水歴 第34話>

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若い男の子が10人ほど不自然に並ぶ店内に
40代のごく普通のサラリーマンが来店する。

どう考えても訳わかんない状況ですが、
その世界では有名なお店のようで
お客さんは切れることなく来店してきます。


最初のお客さんは水割りを半分も飲まないうちに
ズラリと並ぶ我々をチラッと見てマスターとなにやら密談。


客「あの細い子はどうなの?」

マスター「○○ちゃんはまだ経験は少ないけど可愛いわよ」

客「そうかい。じゃあ2時間で頼むよ」

マスター「わかったわ」


マスターはその細い子を呼び出し、
お客さんの会計を済ませた。

そしてそのお客さんと細い子は夜の繁華街に消えていった。




もうわかった方もいると思いますが
このお店は男性が若い男の子を連れ出せるバーである。

巷では「売○専」と呼ばれているらしい。

あまりはっきりとした表現をするのは
問題があると思うので細かいことはご勘弁ください。




続いてのお客さんもごく普通の50代のおじさんがやってきた。

そのおじさんはビールを飲みながら
我々を上から下まで舐めるように見ながら
マスターと密談を始めた。

そして私の隣にいた真面目そうな
ごく普通の大学生風な男の子が呼ばれた。



私はこの時、


「俺じゃなくて良かった…」


という気持ちと


「このまま指名されなかったらどうしよう」


という気持ちが交錯しなが色んなことを考えた。




いくらお金が欲しいからといって
男性に身を任せるのはどうなんだろう。

もし私が指名されたとしたら一体どうなるのだろう。

想像したくはなかったが、
今日、自分がそうなる可能性があることは確かだったので
想像しないわけにはいかなかった。




その後も数人のお客さんが来て
私以外の若い男の子をどんどん連れて行った。


「何で俺はこんなとこまで来てしまったのか」


そう思いながら私はマスターがこちら側を見て
誰かを指差す瞬間が怖くてたまらなくなってきた。


「もういいです。このまま帰っていいですか?」


と何度も言おうと思ったが、周りの男の子達が
ただひたすらボーっと待っている姿を見ると
「これが現実なんだなぁ」と思うしかなかった。



そしてお店の閉店まぎわに一人のお客さんが来た。
どう見ても私と同じくらいの30歳前後の青年だった。

ちょっと普通じゃない感じだが、
どちらかと言うと小奇麗な感じで及川光博に似ていた。



客「まだ大丈夫ですか?」

マスター「飲まないならいいわよ」

客「良かった!新しい子は増えたの?」

マスター「えぇ、何人がいるわよ」



私は顔を見られないようにずっと下向いていた。



「この人が指名しなかったら今日は無事に帰れる」



そう思いながら運命の瞬間を待った。






(つづく)


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禁断のバイト

~これはプチホスの過去のお水歴を振り返った物語である~
         <プチホスお水歴 第33話>

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彼女も家財道具も全てを失い、私の生活は一変した。

もちろん悪い方に変わったわけだが、
こうなると文字通り「失うものは何もない」状態だ。

ここで私の中で何かがキレたのかもしれない。



以前友人から聞いた情報を頼りに
怪しい情報誌からそのお店を探し出した。


【募集要項】


18歳~30歳までの健康な男子

スポーツマン系、ジャニーズ系、
モデル系、学生、有職者、アルバイトの方でも大丈夫です。
初心者、経験等問いません。
アルバイト料はお仕事終了後、即日お支払いしております。

面接後採用するかどうかご連絡します。




勤務時間や給与体系などは一切書かれていない。
以前のボッタクリのお店より更に怪しいが、
私は友人からその内容を聞いていた。

そして私は覚悟を決めて電話をして面接に向かった。




お店はすでに営業していたようで、
マスターの他にアルバイトの男の子達がズラリと並んでいた。

恐らく20歳前後の若い男子が多い感じだったので
30歳の私はちょっと場違いかな?と思いつつも面接は始まった。



私「面接に来たんですが」

マスター「じゃあそこに座って」

私「プチホスと申します」

マスター「仕事の中身は知ってるの?」

私「はい、以前友人に聞いたことがあります」

マスター「そう、経験はあるの?」

私「いえ、ありません」

マスター「ふーーん、大丈夫なの?」

私「何とか頑張ります」



といったあと緊張の中でどっと汗が出た感じがした。



マスター「あんた歳はいってるけど、
     少しは若く見えるから何とかなるかもね」

私「そうですか」

マスター「でも年齢的にはギリギリというか一番上になるわね」

私「そうですか」

マスター「で、名前は何にするの?」

私「えっ?源氏名ですか」

マスター「当たり前でしょ!本名で出来るわけないじゃない」

私「そうですね…じゃあ○○で」

マスター「閉店まで仕事がなかったら交通費の2千円だけだからね」

私「わかりました」

マスター「じゃあ適当に座ってて、私語は厳禁だからね」




それから私は、周りの若者の顔を見ながら
自分がダントツの年上であることを確認した。

特別イケメンとかがいるわけじゃないけど、
若いというのはどこの世界でも武器になる。



そして最初のお客さんが入ってきた。

40代くらいの普通のサラリーマン風のお客さんだ。




(つづく)


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0からのスタート

~これはプチホスの過去のお水歴を振り返った物語である~
         <プチホスお水歴 第32話>

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ボッタクリの店を一日で逃げ出すように辞めたため
それからしばらくは繁華街に出るのが怖くなった。

いつどこであのお客さんに会うかわからないし、
チンピラくんも釈放されてまた何か怪しいことを
やってたら無理矢理手伝わされかねない。


というわけで夜の仕事は少し休んで
昼間の仕事を頑張ろうと思った。

しかし当時の給料はほぼ完全歩合だったので
50万の月もあれば10万の月もあるという
とても不安定な仕事だった。


しかも同棲していた彼女とも
そろそろ結婚しなきゃと思い始めた頃、
同業仲間の会社から「うちに来ないか?」
と誘われたので思い切って行くことにした。

格好よく言えば「スカウトされた」のかもしれないが、
実際には不安定な収入から開放してもらうために
拾ってもらったようなものだった。




しかし…




世の中上手くいかないもので
それからしばらくして彼女の態度がおかしくなっていた。

私は嫌われたものだと思い
そのまま何も言わずに一緒に住んでいた部屋を出た。

あとで聞くといつまでも結婚しようとしない私に嫌気がさし
我慢ならなかったそうだった。

結婚を考えてはいたが
一度も言葉にしなかった私が悪かったようだ。



とはいえ、
4年も同棲していた部屋を出た私を待っていたのは
何の家具もない社宅だった。

テレビどころか洗濯機も冷蔵庫もない。
私にあったのは数着のスーツと少しの洋服。

借金なら腐るほどあるが貯金なんて全くない。
仕方なく親から布団を分けてもらい何とか寝ることは出来た。

ガランとした部屋で家財道具を揃えるため
私はまたアルバイトを探した。




しかしその時の私は30歳。

今までのように簡単に仕事が見つかる年齢ではない。




テレビもラジオも貯金も何もない状態で
中古の冷蔵庫を買うにも1万くらいはするし、
洗濯機なんてまだまだ先の話だった。

私はお風呂でシャツやパンツを
ゴシゴシ手洗いしながら覚悟を決めた。



以前友人から聞いていたあの仕事をするしかない…



(つづく)


テーマ : 昔こんなことしてました - ジャンル : 独身・フリー

ちょっと気になる番組


どうでもいい話なんですが、
たまたまさっきテレビを付けたら

「おネエ★MANS」

っていう番組がやっていてついつい最後まで見ちゃいました。
なかなか面白いというか、ためになる番組ですね。



番組名から想像するとちょっと変わった番組かと思いきや、
これがなかなか、暮らしに役立つ情報番組なんですね。

メイク、ファッション、お花、医療、ダンス、ダイエット、料理など

女性が身に着けて欲しいことばかりですが、
普通の男性が見てもすぐに使える情報ばかり。



実は私、メイクはしたことがないわけじゃないので…
(その辺についてはこの後のお水歴で書きますが)

番組でアイラインの書き方をやっていて
思わず「なるほど!」とうなってしまいましたね(笑)

なんだか来週がちょっと楽しみになりました。
皆さんもよければ今度見てはどうですか?

テーマ : たいしたことない話。 - ジャンル : 独身・フリー

ダイヤの価値

このプチホスの過去プチホスお水歴の番外編として
当時、昼間やっていた仕事などについて
お水歴が行き詰った時(?)に書いていきます。

バブル絶頂から崩壊という時代背景もあり、
今では考えられない仕事もありますが
「こんな時代もあったんだね」くらいに思ってください。




プチホスお水歴の最初の記事では、
「宝石貴金属の販売をしていた」と書きましたが、
その中でも一番利益率が高かったのが「ダイヤモンド」でした。

「ダイヤ」といえば婚約指輪の定番で
昔はよく『給料の3か月分』なんて言われてましたね。

結婚適齢期の給料の3ヶ月分と言えば30~50万ですかね。
実際そのくらいのダイヤで程度がいいものとなると
今なら0.3カラットくらいですね。

でも当時はバブル絶頂期。
そのくらいのダイヤは70万~100万くらいで売ってました。

そんな中、私達は今と同じくらいの値段で売ってました。



「なぜそんなことが出来るのか?」



それは二つの理由があります。



まずダイヤの値段は大きさ(実際には重さ=カラット)だけではなく、
色(カラー)、透明度(クラリティ)、形(カット)の4つの要素から決まります。

だからカラットが大きくてもカラーやクラリティが変われば
それだけで数万円違ってきますし、
カットが違えば10万円違うこともざらです。

だからカラットだけを誇張して宣伝すれば
粗悪なダイヤを高値で売ることはたやすい話なんです。


もう一つの理由は、指輪のデザインです。

ダイヤというのはそもそも単に非常に硬い石なんです。
だから石の値段もそうですが、指輪のデザイン料も
商品としての値段に大きく関わってきます。

シンプルなプラチナの指輪なら
2、3万で手に入るものもありますが、
ちょっとデザインの凝ったものなら10~30万くらいします。

これだけで石の値段を上回ることも少なくありません。
高値で買ったダイヤの指輪をすぐ質屋に入れても
信じられない安値になるのもデザインは考慮されないこともあります。




だから私が当時やっていたのは
まず「ダイヤの石だけ」を売ることからはじめました。

「このダイヤはこんなにすばらしい価値があります」

と先程の4つの要素を説明しながら、
石だけの価値を判断してもらって売ります。


そして最後に「石だけじゃ指に付けられませんよね」
と言っておまけのように指輪を売る。

しかも当時はダイヤの石は仕入れ値が凄く安かったんです。
仕入れ値の3倍から4倍で売る業者が多い中、
私は良心的に(?)仕入れ値の2倍で売ってました。



まだ若かったので
そのくらいの利益があれば充分満足だったんですよ。


テーマ : 昔こんなことしてました - ジャンル : 独身・フリー

借金の訳

ここ最近の「プチホスお水歴」では
ディープな内容続きでひいてる方もいらっしゃるようなので(^^;)
お水歴はちょっと一休みして普通の日記っていうか
お水歴の番外編でも書いてみようかなと思います。

ちなみにこの後、第三編のプチホスお水歴は
ディープだけど笑える内容が多いと思いますので
少し落ち着いたらまた始めてみたいと思います。



その前にお水歴の中で何度も出ていた
私の借金について少し話してみたいと思います。

パブの店長を辞めた後、
昔の仲間である事業をしようという話になり、
何がいいかと思案している時あるものが浮かびました。


それは当時大ブームになっていた、


「ダイヤルQ2」でした。


ご存知の方もいるかと思いますが
「0990」で始まる電話番号のことで
これは電話料金が凄い高いんです。

普通の電話料金は3分で10円(今は8円くらい)ですが、
このダイヤルQ2は1分で100円なんです。

「何でそんな高いの?」

とお思いでしょうが、
当時はこの0990の番号に電話すると
エッチな声が流れていたり競馬の情報などが流れていたりしました。

しかしそんなダイヤルQ2でもっとも大ブレイクしたのが


「ツーショットダイヤル」というものでした。


これは主に男性が高額の電話料金を負担して
0990から始まるある電話番号に電話すると
女性と話が出来るというシステムだった。

その昔はテレクラ(テレフォンクラブ)というものがあったが、
このダイヤルQ2は自宅から電話できるという気軽さから
利用者は爆発的に増えた。

このシステムを利用して男女が会話して
色んな話が出来たりデートしたりして
今で言う援助交際を助長することが社会現象にもなった。


そのシステムを我々が運営しようではないか!
という話になり多額の資金が必要になった。

数人で3000万円の資金を集めて
電話回線、ダイヤルQ2の権利や変換装置をはじめ
様々な準備が必要だった。

しかもツーショットダイヤルは
女の子と話が出来ないと意味がないので
そのためのサクラを集めるテレフォンセンターまで作った。




当時大ブームだったため、その収入は凄かった。




最初の頃は…




ブームというのは恐ろしいものだ。

その頃から高額の電話料金を払えない人が増え、
先程の援助交際を始め偽造テレカなどの問題もあり、
ダイヤルQ2は一転悪者扱いとなった。

誰もがダイヤルQ2などやらなくなり
我々の収入も途絶え借金だけが残った。

最初の売り上げは事務所の経費や
サクラの女の子たちへのバイト代に消え、
借金は利息を払うだけで精一杯だった。


しかも当時の利息は今と比べ物にならないくらい高かった。





そして23歳の私には1000万円の借金が残った。





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普通のお店の最後

~これはプチホスの過去のお水歴を振り返った物語である~
         <プチホスお水歴 第31話>

過去のお水歴をまとめて見る場合はこちらをクリック






気が付くとボッタクリのお店でバイトしていた私も
さすがにこれ以上関わっていては自分自身が危ないと思い、
何とかフェイドアウトできないかと考えた。

そうこうしているうちに外に逃がした女の子が帰ってきた。
私はお客さんである彼女に
タバコを買いに行かしたことをすっかり忘れていた。
しかも私はタバコを吸わないのに。


女の子「ホラァタバコ買ってきたよ」

私「あぁ…ありがとう」

女の子「そういえばプチホスさんタバコ吸わないんじゃなかった?」

私「あぁ…まぁたまにはね」


と言い、タバコは他のバイト君にあげた。


女の子「なんかさっき怪しい感じだったけど大丈夫なの?」

私「あぁ…大丈夫だよ。飲みなおそう!」

女の子「大丈夫ならいいんだけど、危ないことしないでね」

私「わかってるよ!大丈夫だって」


そう言いながら、次のお客さんが来るまで
女の子と飲んでていいよ、という話だったのでしばらく飲んだ。





しばらくたったがお客さんは来なかったので
我々バイト達は帰っていいということになった。


チンピラ「明日も頼むよ」

私「すみません。明日はちょっと用事があるので…」

チンピラ「そうか、遅い時間でもいいからこれないか?」

私「いやちょっと遅いと思うので…」

チンピラ「じゃあ明後日頼むな」

私「わかりました」


と言って私はバイト君と女の子と一緒に帰った。
そしてお店を出てからバイト君と少し話した。


バイト君「プチホスさんあれってヤバイですよね?」

私「うん、警察にチクられたらかなりヤバイだろうね」

バイト君「プチホスさんは明後日来るんですか?」

私「うーん、わかんない」

バイト君「私はもう2、3回行ってみますよ」

私「そうか、気をつけてね」


そう言って私はバイト君と別れた。




そして2日後。




私は念のためチンピラ君に連絡した。


私「すみません、バイトには行けなくなったんですよ」

チンピラ「どうした。ビビったか?」

私「いや、実は前に働いていたお店が
  忙しいって言うんで手伝いに行かなきゃならなくなって」
  (もちろんウソ)

チンピラ「まさかチクったりしないよな?」

私「何言ってるんですか。わかってますよ」

チンピラ「いつでも暇になったら来いよ」

私「ありがとうございます。では」


そう言って電話を切り、二度とそのお店に行くことはなかった。






それから1ヵ月後。






私がバイトしていたお店に警察の捜索が入り、
責任者のチンピラ君と代表のやくざ風の兄ちゃんが逮捕された。

しかもやくざ風の兄ちゃんは「風」ではなかった。


後で気が付いたことだが、
私がチラシを配っていたことは犯罪らしい…


その後私には特に連絡はなく命拾いをしたが
知らなかったこととはいえ酷いことをした。

ボッタくられる人を前に何も出来ず、
ただ見ていることしか出来なかった。




ボラれた人が帰り際に見せたあの目は今でも忘れない。



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逃げるに逃げられない

~これはプチホスの過去のお水歴を振り返った物語である~
         <プチホスお水歴 第30話>

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目の前で信じられない光景を目の当たりにして
実際の話、私はかなりビビった。

信じたくなかったが恐らくこれが世間に言うボッタクリだ。

私はその場から逃げ出したくなったが、
連絡先を知っているので口止めのために
何をされるかわかったもんじゃない。



ここはとりあえず平静を装って
「そんなの平気ですよ」みたいな顔で最後までいるしかない。

どうやらお客さんは請求された金額までは
もっていなかったようでその場で借用書を書かされていた。

彼らの話を聞いていると恐らく7、8万くらい請求したようだ。
恐らく水割りを1杯しか飲んでないのに
そんな金額を請求されたらたまったもんじゃないだろう。

お客さんが肩を落としてお店から出て行く時、
「ありがとうございます」と言ってはいたが
とてもじゃないが目を合わせられなかった。



最初の女の子達はすぐに帰してしまったようなので
次の女の子を連れてくるように命じられた。

しかし、私は次の女の子を連れて行こうかどうか悩んだ。

「もし女の子達に危険が及んだらどうしよう」
「連れてった女の子達がこの事実を知ったらどうなるだろう」


私は思い切ってチンピラ君に聞いてみた。


私「連れてきた女の子達はどうなるんですか?」

チンピラ「最初の乾杯をしたらすぐに帰すよ」

私「そうですか」

チンピラ「何も知られないうちに帰すから大丈夫だよ」

私「わかりました」


お店はまだ始まったばかりなので
とりあえず女の子達を捜しに行くしかなかった。

とはいえ最初のような勢いはなく、
「連れて行きたくないけど連れて行かなかったら怪しまれるし」
そんな気持ちで繁華街をブラブラ歩いていた時、
見た事のある女の子を見つけた。


私「よぉ!」

女の子「あっ!プチホスさんじゃない」

私「○○で働いていた子だよね?」


その子は前に働いていたスナックのホステスだった。


私「こんなとこで何してんの?」

女の子「ちょっと遊びに来たんだけど…」

私「丁度よかった!少し飲まない?」

女の子「えっいいけどどこ行くの?」

私「今ちょっとアルバイトしてるから安く飲ませてあげるよ」

女の子「そうなの…で、どんな店?」

私「カラオケとか歌えるパブだよ。今日は特別に500円でいいよ」

女の子「ホント?じゃあちょっと寄ってこうかな」

私「よし、じゃあ行こう!」


偶然にも前の店で働いていた子をゲットして少しホッとした。
この子なら多少の免疫はあるし口は堅そうだ。



お店に着くと男性のお客さんは居なくて
2、3人の女の子達がカラオケを歌っていた。

私はチンピラ君に「ちょっと知り合いの子なんで…」
と言って少し彼女と一緒に飲んだりカラオケを歌ったりしていた。



そして、2組目のお客さんが来た。



そのお客さんは割りと若い感じだが
ちょっと小太りでモジモジした感じ。
今で言う「オタク」ってぽい人だった。

チンピラ君は先に来ていた女の子達に
なにやら耳打ちして彼のお酒を作らせ、
彼が一口飲んだ後カラオケを勧めた。

そのカラオケを歌っている時に1人の女の子が
「キャーっ」と言って騒ぎ出した。


「この人あたしの足を触ったわー!」


すると待ってましたとばかりにチンピラ君が出てきた。


チンピラ「お客さん困りますよ~」

お客さん「わ、私は何も…」

チンピラ「うちはそんな店じゃないんで…」

お客さん「だから、私は何もしてませんよ」

チンピラ「まぁ今回は大事にはしませんから
      このままお帰り願えますか?」

お客さん「えっ、えぇまぁ」

チンピラ「ではお会計です」



と言って出した紙切れを見てお客さんは急に青くなった。

私はマズイと思いさっき連れてきた知り合いの女の子に
タバコを買ってくるようお願いした。

女の子は「何で私が?」と抵抗したが、
「いいから頼む!」とお願いしてお店から出てもらった。



お客さん「な、何ですか。この金額は?」

チンピラ「この子の慰謝料ですよ」

お客さん「だらか私は何もしてませんよ」

チンピラ「でもこの子が警察に行ったらお客さん困るでしょう?」

お客さん「いや、でも…こんなお金持ってないですよ」

チンピラ「そうですか。しょうがないですね」


チンピラ君はそう言うと奥からなにやら書類を持ってきた。


チンピラ「今日は少しでいいんで幾らか置いてってください」

お客さん「少ししかないですよ」

チンピラ「その代わり、ここにサインして免許証を置いてってください」

お客さん「えっ?どうして免許証を」

チンピラ「そのまま逃げられたらお互いに困るでしょう」

お客さん「うっ…に、逃げたりなんてしませんよ」

チンピラ「まぁ今日はそれでいいですからお願いしますよ」

お客さん「・・・」



そのお客さんは書類にサインして免許証を置いてった。



お客さんが帰る時、私はまた目を合わせられなかった。

「一体俺はどうなるんだろう…」

そう思いながらもとりあえずその場に居るしかなかった。



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(つづく)



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普通じゃないお店

~これはプチホスの過去のお水歴を振り返った物語である~
         <プチホスお水歴 第29話>

過去のお水歴をまとめて見る場合はこちらをクリック






いかにも怪しそうな兄ちゃん達が経営する
「普通のお店」に行くことになった私。

時給がやや高めだったため多少の不安を抱えつつ、
そのお店に行くとすでに若いバイトくんが厨房で準備をしていた。

安いペットボトルの焼酎を瓶に詰め、
やかんで沸かしたお茶をペットボトルに移したり…
とても地味な作業をしていた。

そして私が手伝おうと厨房に入った頃
怪しい兄ちゃん達が来た。



チンピラ「おはよう~」

みんな「おはようございま~す」

チンピラ「新しいバイトの人、ちょっと来て」



と言われ、仕事内容の説明が始まった。



チンピラ「ここの客層は普通のサラリーマンとか
     観光客がメインだからとりあえずチラシを配ってきて」

私「わかりました」

チンピラ「あっ!そうだ、その前に…」



チンピラ君は思い出したようにサラリと言った。



チンピラ「その辺で遊んでる女の子を連れてきて」

私「えっ?」

チンピラ「うちでは女の子は500円で飲み放題だから」

私「そうなんですか」

チンピラ「そう言えばとりあえず2、3人くらい連れて来れるだろ?」

私「そうですね、それなら何とか」

チンピラ「で、その後でチラシ配ってきて」

私「わかりました」



私と新しいバイト君は
女の子を連れてくるために一緒に繁華街に出た。



私「ねぇねぇちょっと暇じゃない?」

女の子達「えぇ?何なの?」

私「今なら500円で飲めるんだけどちょっとどう?」

女の子達「何の店なの?」

私「普通のパブだよ、カラオケとかもあるし」


私は気が付くとチンピラ君が使っていた
「普通の店」という言葉を使っていた。


女の子達「普通って何?ちょっと怪しいんだけど…」

私「あぁゴメン!普通じゃわかんないよね」

女の子達「なんか怪しそうだからやめとく」



やっぱり「普通のお店」というのは、
普通に言うと怪しいものだ。

「失敗した」と思いつつも
早く女の子を連れて行かないとチンピラ君にドツかれそうだ。

私はもう1人のバイト君と
大人しそうな二人組みの女の子達に声をかけた。



私「ねぇお嬢さん!」

女の子達「えっ何ですか?」

私「俺達今お店やってるんだけど、
  君達可愛いから12時までなら500円で
  飲んでもいいんだけど、どお?」

女の子達「えっどんなお店なの?」

バイト君「カラオケはあるし、格好いい男もいるし…」

私「結構若い人がガヤガヤ飲んでる感じだよ」

女の子達「え~500円だって、どうする?」

私「まぁ悩んでないでまずは覗くだけでもいいから」

女の子達「うーーん」

私「よし、決まり!」



と言って私は彼女達を強引にお店に連れてった。



私「若い子2名様お連れしました」

チンピラ「おぅご苦労さん、じゃあチラシ頼むよ」

私「わかりました」



私は彼女達を置き去りにして再び繁華街に向かった。

チラシは1時間ほどでなくなり、
お店に戻るとなにやらお店の中がやけに暗くなっていた。

店内にはさっきの若い子達はいなくなっていて、
サラリーマン風のお客さんとチンピラが何か喋っていた。



お客さん「そんな高いなんて聞いてないですよ~」

チンピラ「あんた女の子の足を触っただろ~
     うちはそんな店じゃないんだよ!」



そんな会話を聞いて、
なんだか私は怖くなり厨房の方へ行った。

私はまた平然とお茶を作っている別のバイト君に聞いた。



私「どうしたんですか?」

バイト君「回収だよ」

私「えっ?それってひょっとして…」




(つづく)



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テーマ : お水な夜仕事 - ジャンル : 就職・お仕事

謎のお店

~これはプチホスの過去のお水歴を振り返った物語である~
         <プチホスお水歴 第28話>

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約2年勤めたお店をクビになり、
また新しいバイトを探さなきゃ…とは思っていたものの、
男性は夜に働く場所というのは限られる。


警備員、倉庫での荷物運び、バーテン、ホスト etc


しかも夜のお店で働くといっても
男性スタッフは絶対数が少ないため
募集人数も少ない(ホストは別ですが…)


とはいえその頃はちゃんと昼間の本業はあった。
以前就職した営業の会社では地味に頑張っていた。

初めこそ20万そこそこの給料だったが、
辞めずに3年目を迎えるとほぼ完全歩合給になり、
給料は30万くらいだった。

普通の20代ならそのくらいあれば
充分暮らしていけるだろうが、私には借金があった。

毎月の支払いだけでも15万くらいだったので
30万の給料じゃギリギリだ。



結局、また同じような夜のお店を探したが
なかなか見つからない。

そんな中、なかなか条件の良さそうなバイトがあった。
その頃の男性スタッフの時給といえば
750円くらいが相場だったが、このお店は1000円。

仕事の内容も飲食店の業務らしい。
そして、私は面接に行ってみた。



面接に指定されたのは繁華街の喫茶店。



お店が改装中だからと言われたが、
現れたのは金髪のチンピラ風な若者と
ちょっと落ち着いたやくざ風な兄ちゃん。


「夜のお店だからこんな人もいるよな」


と思いつつ、話を聞いた



私「どんなお店なんですか?」

チンピラ「普通のパブですよ」

私「時給は1,000円と書いてましたが
  他店に比べると多いですよね」

チンピラ「まぁうちは客単価が高いからね」

私「ピンク系のお店なんですか?」

チンピラ「いや普通だよ」

私「じゃあクラブみたいな感じなんですか?」

チンピラ「いや普通だよ」



イマイチ正体が解らない感じはしたが、
時給も高いしなかなか面白そうだな、
と思い数日後から行くことにした。



(つづく)



テーマ : お水な夜仕事 - ジャンル : 就職・お仕事

円満に退店

~これはプチホスの過去のお水歴を振り返った物語である~
         <プチホスお水歴 第27話>

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マユミさんミユキさんの事件も落ち着き、
お店では平和でなごやかな雰囲気の日が戻った。

しかし、平和過ぎるというか
私が入った頃に比べてお客さんの入りが良くない。

以前は団体のお客さんも結構いたが、
その頃は団体が来るのは週に1回あるかどうか。

そんな空気を感じて私も友人を呼んだり、
お店の女の子もお客さんに連絡したりしていた。



しかしお店の勢いというものはこうゆうものだ。



お客さんが来なくなると本当にパツタリ来なくなる。

一時は女の子が10人くらいいて
代わる代わる出勤し、私以外の男性スタッフもいた。

しかしその後お店の女の子もレギュラーは1人で、
バイトの女の子が2、3人と私の体制。

お客さんも新しい子がいれば
口説いたりする楽しみもあるのだろうが、
同じ子ばかりだとひたすら飲むだけ…
みたいな感じでマンネリになるのだろう。

それでもママは一回たりとも
給料を忘れたり遅れたりすることはなかった。




私がお店に入ってから2年近く経ったある日。




その日はやけに女性客が多いなぁ…
と思っているとみんなママが呼んだお客さんらしい。

私もいつもどおり精一杯の作り笑顔で
女性客達を向かえ色んな話をした。

そしてお店も終わりそうな時間帯に
ママから厨房の方へ呼ばれた。

そしていつも給料をもらっている袋を私に差し出し、


「プチホスくん、申し訳ないけど今日で終わりにしてもらえる?」


思いがけない言葉だったが、
お店の売り上げも最近下がっている感じはしていたし、
「仕方ないよな…」という気持ちだった。



ママ「今日の分は多めにしてあるから、ごめんなさい」

私「いえいえ、こちらこそ長い間ありがとうございます」

ママ「本当にごめんなさい」

私「ママ、わかってますから」



そして、私は2年近く勤めた
このママのお店を辞めることになった。

ママの苦しさも想像できただけに
すがすがしい最後ではあった。



しかし、私の借金はまだ残っていたし
同棲していた彼女とも結婚しようと思っていただけに
ちょっとつらかったのは事実だ。

「またバイト探さなきゃ」

と思いながらお店を後にした。



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Author:プチホス
昼の仕事をしながら様々なバイトをしてきましたが、さすがにもう結婚はないかなぁ…

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