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初日の任務終了


昨日から新たなバイト
「キャバクラのボーイ」を始めました。

世間では「黒服」とか言われることもあるようですが、
実際にワイシャツ以外は全て黒っぽい服装ではある。



さてさて、そんな私の黒服初日ですが、
出勤直後から色々と不安になることも多くちょっと大変でした。



まずはその前日、面接したのは実際の店舗ではなく
お店などを統括している会社の担当者でした。

そして翌日私は指定された「配属先」のお店に出勤して
店長の二番手くらいの方と思われる人と軽く面談をしました。




二番手「いくつなの?」

私「38歳です」

二番手「へぇ~~」

私「・・・」

二番手「まぁないこともないか…」

私「・・・」

二番手「面接は誰がしたんだ?」

私「本社の○○部長です」

二番手「(ニヤニヤしながら)ふぅーん」

私「・・・」

二番手「で、前はどこにいたの?」

私「バーとかスナックとかですけど」

二番手「お店の名前は?」

私「いやっ、田舎の方なので…」


私は辞めた店の名前など言いたくなかったので適当に誤魔化してみた。


二番手「いつまでやってたの?」

私「1年位前ですけど」

二番手「何?そんな前なの?」

私「あっはい。昼間も仕事をしているもので」

二番手「何だ、そう…トレンチは持てんの?」

私「はい、それは大丈夫だと思います」

二番手「じゃあとりあえずお店のことを説明するから」




時々ため息をついたり、ニヤニヤしたり
その態度には明らかに「こいつ大丈夫かよ~」
みたいに思っていることは明らかだった。

本社の人が面接して本社の人が配属先を決めて
お店側は来た人をなんとか使いこなす…


これではお店側としては「何だよ~」と思うのもわかる。
しかも人不足でやっと配属されたのは38歳の俺。

彼の気持ちも解らないではないが、
出勤していきなり嫌な気持ちになったことも事実だった。


とはいえ、昨日は土曜日のキャバクラ。


猫の手も借りたいくらい忙しくなりそうだったので、
「とりあえず使うしかないよな~」と思ったのだろう。

お店の配置から接客の基本的なことまで
ざっと教えて「後は適当にやってみろ」的にいなくなった。




そして同じボーイの仲間から
細かい仕事の流れを聞きているうちに最初のお客さんが来店。

私はとりあえず女の子の注文を聞いてドリンクを運んだり
足りないものがないかどうかをホールを歩いてチェックしてくれ。
ということになった。

この辺はホストクラブでやっていたので、
自信はあったのだが何せ初めてのお店で
周りは全て始めての人ばかり。



緊張しないわけがない。



さすがの私も最初の1時間くらいは
緊張しっぱなしでなかなか上手く対応できずにいた。

まぁ2、3時間経つうちにその緊張も忙しさに変わり、
気が付くと汗がしたたり流れるほどの状態になった。

さすが土曜日だけあって、
満席に近い状態が常に続いている状態で
後半はその忙しさが少し嬉しかった。


飲食店で働く人間にとって「暇な時間」ほど嫌なものはない。


終わりまでの時間が長く感じるだけではなく、
お店が暇だと上の人たちがイライラしてくる。

そんな時は普段怒られないような細かいことまで怒られる。
とりあえずそうはならずに済んだので時間は意外に短く感じられた。




もちろん時々色んなミスはあったが、
初日のわりにはなんとか乗り切った感じでお店は閉店した。

そして片付けやボトルの整理が終わると、
最後にするのが「更衣室の掃除」。

更衣室とは当然「キャスト(ホステスさん)」達が
着替えや化粧直しをする場所。




キャストがみんな帰った後、
私は更衣室に入ると絶句した。



「なんじゃこりゃ~」




私はあまりの汚さと様々な香水が混ざった匂いで気絶しそうになった。


サンダルはあっちこっちに散乱し、
どれがセットなのかわからない状態。

ロッカーからは荷物が溢れたり、
洋服もその辺に脱ぎ捨ててあったり…

ゴミなのか必要なものなのか
判別が付かないくらい色んな物が落ちている。


もちろん中にはきちんと並べたり
整理整頓している子もいるのだろうが、
そんなのお構いなしとばかりにそれさえもぐちゃぐちゃにされている。



華やかなお水の世界の裏側をまず一つ発見した初日でした。


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テーマ : お水な夜仕事 - ジャンル : 就職・お仕事

突然ですが

以前、夜のバイトを探していると書きましたが、
今までは地味~に探していました。

で、何の気なしに昨日とあるお店に電話をしてみたんです。



私「バイトの件で電話しました」

店「社員ですか?バイトですか?」

私「あっバイトです」

店「わかりました」

私「あの~年令の上限とかはありますか?」

店「おいくつですか?」

私「38歳なんですが」

店「大丈夫ですよ」

私「えっ!そうなんですか」

店「はい、明日面接に来れますか?」

私「はい、大丈夫です」



というわけで今日、面接に行ってきました。

面接したのはキャバクラのボーイさんで、
年令でアウトかなぁ~と思いつつ行ってみました。



担当「履歴書か何か持ってきましたか?」


夜の職歴を書いてないことに気付き、

私「どこまで書いていいか分らず普通に書いてきたんですが」

担当「いいですよ」

担当「・・・(履歴書を見ている)」

担当「38歳ですね」

私「はい、あの~やっぱりこの歳じゃ無理ですか」

担当「いえそんなことないですよ」

担当「昼間のお仕事は?」

私「自営なんですが、最近苦しくて…」

担当「そうですか。週何回来られます?」

私「3、4回なら」

担当「トレンチは持てますか?」

私「えぇ、夜の仕事は色々してきたので」

担当「そうですか」

私「そこには夜の仕事のことは何も書いてませんが、
  アルバイトで色んなお店にいたことがあるんです」

担当「そうですか…ちょっと待って下さい」




そう言って担当者は奥に消えた。

上の人に何か聞いてきたようだ。




担当「あの~もし働くとしたらいつ頃から?」

私「すぐにでもOKです」

担当「では明日から出勤できますか?」

私「あっ!はい」



そんなすぐに決まると思っていなかったので少し焦った。



担当「とりあえずスーツはそんな感じで、
    白シャツに黒っぽいネクタイして来られます?」

私「はい、大丈夫です」

担当「どこの店舗に行くかは明日の夕方連絡しますから」

私「はい、わかりました」



意外にあっさり決まってしまい、
ちょっと呆気にとられてしまったがまずは一安心。

系列店が5、6店舗あるので、
人数やメンバーを考慮してどこにするか決めるのだろう。

それにしても40近い男をあっさり採用するなんて
余程人出が足りなかったのか。



いずれにしても明日からキャバクラのボーイとなることになった。

これからは更新の頻度が少なくなると思いますが、
「プチホスお水歴」とキャバクラの裏日記的なものも
平行してご報告してみたいと思います。

では明日は普通に仕事をした後に
夜のお店に行きますのでこの辺で…



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オカマの正体

~これはプチホスの過去のお水歴を振り返った物語である~
         <プチホスお水歴 第48話>

過去のお水歴をまとめて見る場合はこちらをクリック





復活のショータイムがなかなかの盛況だったため
我々はその後も気分良くショータイムを繰り返してやっていた。

その噂が伝わり、お客さんも徐々に増えていった。

ただ、初日のおひねりはご祝儀相場的なもので、
かなり多かったがその後は適当な金額になることが多かった。

とはいえ、ショータイムがあることで
我々の副収入が増えたことは間違いない。




今まで7割くらいだった観光客も
3割くらいになり地元のお客さんが逆転したようだ。




そんなある日、ある女性の団体が飲みに来て
その中の1人が突然私に向かってこう言った。


「この人、プチホス男さんでしょ~!」


なんと彼女は目の前で私の本名を言い放った。

私は彼女に見覚えがないが、
彼女は私のフルネームを言えるくらいなのだから
かなり近い人だったに違いない。


しかし


どう考えても誰だったのか思い出せない。
いや、思いだせないんじゃなくて知らないのだ。

きっと変装した芸能人が「○○でしょ~!」
と言われる時もこんな気分なんだろう。




とりあえず私はとぼけて、


「え~何?その変な名前!」


と言ってみた。
相手が誰だか分らないのでとにかく知らんぷりしてしまった。





もちろんこんな格好していることを知られたくないのもあるが、
全く記憶にない人に本名を言い当てられるのも怖いものだ

どうやら彼女達は美容師さんの集まりらしかったので、
昔付き合った美容師の彼女の知り合いかもしれない。

でもあの彼女の友達なんてほとんど知らないし…


まさに謎は深まるばかりだった。


相変わらずその彼女は私に絡んでこようとするが、
私はちょっと怖かったのでなるべく絡まないようにしていた。




すると今度はお店にある電話がかかってきた。

しかもタイミングの悪いことに、
その電話は私の呼び出し電話だった。



電話に出たグレープさんは、

「プチホス男さんて方、いらっしゃる~?」

まずい、俺の名前じゃん。



グレープさんは私の本名を知らないようで
何度も言っていたがそこでも私は知らんぷりした。

シャケ筋子という源氏名でオカマの格好している私が、
本名で呼ばれて「私で~す」なんて言える訳がなかった。

しかもすぐ横には私の本名を知っているお客さんがいる。

絶対に知らんぷりを通すしかない。



なんとかその場はやり過ごすことが出来た。



でも横にいる例の彼女は、

「ねぇねぇ、あなたやっぱりプチホス男さんでしょ?」

としつこく正体を暴こうとする。




ホント、生きた心地がしない日だった。




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ショータイム復活でこんなに!

~これはプチホスの過去のお水歴を振り返った物語である~
         <プチホスお水歴 第47話>

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ショータイム復活のため我々は
お客さんがいない時間の全てを練習の時間に当てた。

この時は4人しかいなかったので、
振り付けは単純ながらも一人一人の役割は重要だった。

私とママがコミカルメンバーとして2曲、
グレープさんとあけみさんがセクシーメンバーということで、
3曲の踊りを練習していた。



踊りをほぼ憶えた頃みんなの衣装が出来上がった。

私とママは白を基調とした感じで、
グレープさんは黄色、あけみさんは朱色を基調とした衣装だ。

ショータイムをする頃には
すね毛や脇毛の処理にも細心の注意を払った。



やっと踊りを完璧に憶えた頃、
第一回目のショータイムをすることになった。

常連のお客さんにも「ショータイム復活」
の噂は徐々に広まり、その時は刻々と近づいていた。



そしてある日の11時頃、
お客さんがほぼ満席になった頃準備を始めた。

まずはお客さんのグラスを満杯にして
「もうすぐショータイムだから頼むわよ」と
『おひねり』をおねだりするしぐさで場を盛り上げた。

私とママは一旦お店の外の廊下に出て
衣装に着替えてその時を待っていると
グレープさんがテンポのいい音楽を流し始めた。



いよいよ私にとって初のショータイムが始まる。

緊張のあまり心臓はバクバクして喉は完全に乾いていた。



音楽に乗せて私とママはお店の中に飛び込んだ。

そしてテンポのいい音楽にあわせてコミカルな踊りに
ちょっとしたコントを混ぜるとその場はドッと盛り上がった。

「ヤッター!ウケてくれた」

そこへ今度はねえさん達が混ざって、
4人が絡むややセクシーな踊りに変わった。

さっきとは変わってお客さん達は、
しばしその踊りに見惚れているように見えた。



ここで私とママは退散し今度はねえさん達の番だ。



曲はガラッとセクシーな感じに変わり、
まずはあけみさんが日本舞踊のような踊りで
小道具を使いながらゆったりとした踊りでウットリさせ、
おおとりはグレープさんだ。

前にも話したがグレープさんは、
本当の女性のような顔立ちで足が細くおっぱいも入れている。

そのグレープさんの踊りは我々が見ても
息が止まりそうな空気をかもし出している。

そんなセクシーな踊りも終盤に差し掛かり、
最後はグレープさんが胸をさらけ出しながらラストとなる。



グレープさんの踊りが終わった途端に
お客さん達はグレープさんの胸元に沢山のお札を差し出す。

我々もそれらを「回収」するため
再びお客さんの前に出てお辞儀をする。

すると今度は私達に向かってもおひねりを差し出してくれた。
私が付いていたお客さんはもちろんだが、
観光客の方やその他の常連さんたちもみんなご祝儀をくれた。



そのあとは廊下に出ておひねりを回収箱に入れ、
着替えをして再びお客さん達の席に戻った。

その時はバタバタして気が付かなかったが、
初日の最初のショータイムでは約5万円ほど集まったそうだ。

結局その日は3回のショータイムで計10万円ほど稼いだようだ。

もちろんその日はチーフも入れて
キッチリ5人で分けて一人当たり2万円を頂いて帰ったのである。




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コミックショー?の復活

~これはプチホスの過去のお水歴を振り返った物語である~
         <プチホスお水歴 第46話>

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オカマバーの一員として徐々にお店にも慣れてきて
以前ほど「行きたくない」と思う日は少なくなった。

とはいえ、夜の7時から朝の4時過ぎまで
ビールを浴びるように飲み、分厚い化粧をしているので
私の体は色んなところでガタが出てきた。




まずは普通にサラリーマン勤務をしていながら、
2、3時間の睡眠で二日酔いのまま会社に出勤し、
外回りのついでに車で2、3時間の仮眠をとる。

当然ながら会社に遅刻する日が多くなり、
上司からも随分怒られていた。



しかも男がする化粧というのは
女性に比べると相当厚い化粧をしなくてはならない。

その影響か、気が付くと私の肌は
ボロボロになってきて、会社の女性からも
「肌の調子が悪いみたいだけど体悪いんじゃない?」
といわれるほど肌はボロボロになっていた。

お店のねえさんたちに言うと
「皮膚科に行って観てもらった方がいいわよ」と言われた。

しかし、普通の男性が
「化粧が合わないみたいなんです」なんて
皮膚科になんか行けるわけがない。

当時は今みたいに化粧水や乳液を使うどころか、
顔を洗うのも体を洗う石鹸でついでに洗っていたくらいだ。




そんな日々が続きながらもオカマバーには
週6日ほぼ休まずに行っていた。




その頃からお店では「ショーを復活しよう!」
という話が持ち上がっていた。

今までは人が少なかったという理由でやっていなかったが、
私が徐々にお店に慣れてきたということもあり、
ねえさん達が中心になり振り付けなどを考えていたようだ。



ショーといっても全員参加で衣装を着けての踊りと
私とママのコミカルな感じのショー。

そしてねえさん達がセクシーな感じの踊りで締めくくるという流れだ。



それからは暇な時間を見付けて、
徐々に踊りの練習をするようになった。


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お水の世界のイジメから…

~これはプチホスの過去のお水歴を振り返った物語である~
         <プチホスお水歴 第45話>

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オカマバーでどうやら「キレキャラ」がウケる
ということを発見した私はそれから仕事が少し楽しくなり始めた。

しかし、どんな仕事でも簡単なものはない。

グレープさんみたいに胸があって綺麗とか
あけみさんみたいにでっかくて威圧感があったり
ママみたいに明らかな男だけどマジで怖いとか…

オカマになって二日目の私にそんな特徴なんかないが、
「新人で若い子」という特権があるので
それを最大限に生かしてとにかく頑張るしかなかった。




ただ、オカマバーで「キレキャラ」を演じるにしても
実際はなかなか上手くはいかなかった。

ママみたいにどんなお客さんが来ても
ふてぶてしい態度でいられるほど度胸が据わっている訳じゃない。

同じ年代のお客さんならそれなりに色んな会話が出来ても
来るお客さんのほとんどは私よりかなり年上の人ばかり。



そんなお客さんにいきなりキレキャラで対するのも結構勇気がいる。



そんなことを考えていると、
お客さんを目の前にしてもなかなか喋れないことが多かった。

そんな私を見付けたママは私をよく叱った

お客さんの前だろうが、
カラオケがかかっている時だろうが、
もちろん暇な時など…

私はママの格好の餌食となってひどく叱られた。
さすがに顔は殴られなかったが、
足やケツを蹴られたり、頭を叩かれるのは日常茶飯事だった


「これって完全にイジメじゃん」


ママは私の為、お店の為に叱っている
ということは解っていてもやはり面白いものではない。




それでも私は簡単には辞めなかった。

ここで辞めたら負けだと思って、
とにかくお客さんとちゃんと話が出来るように頑張ってみた。

そんなつらい日々が1ヶ月くらい続いただろうか。





ある日、私は観光客のおばちゃん達の席に着いた。

そしていつも通りねえさん達が出てくるためのお膳立てをしていた。
お笑いで言う「前説」に近いものだ。


いつもはうちのお店はこんなメンバーが居るんですよ!
と言ってねえさん達やママを持ち上げるのだが、
何故かその日は少し違った。

その時の私はママがいつも観光客らに言っている
綾小路きみまろ風の毒舌漫談を話し始めた。


ほとんどがママのコピーだったが、
意外にもお客さんはかなりウケてくれた。

あとで聞いた話だが、その時ママは着替えをしながら
私の前説を聞いて腹を抱えて笑っていたそうだ。



そしてその頃からママの私に対する態度が徐々に変わっていった。



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徐々に慣れてきたかも

~これはプチホスの過去のお水歴を振り返った物語である~
         <プチホスお水歴 第44話>

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自分の体で見えそうな毛については、
とりあえず一通り剃ってしまったので
これからは本格的にオカマバーで頑張る気になった。

とはいえまだ「初日をなんとか乗り切った」
という感じだったのでこれから自分がどこまで出来るのか?
どれだけなりきれるのか?


不安だらけで二日目の出勤に向かった。

お店に行くとチーフはチャームの準備を、
二人の姉さんはすでに化粧をしていた。



チーフ「おー来たかぁー!」

あけみさん「あらっ!この子来たわよ」

グレープさん「あら~筋子、ちゃんと来たのね!」



三人とも絶対に私は来ないものと思っていたようだ。

確かに普通の男が面接した直後に
オカマの格好をさせられてお店に出て
最後には強面のママに連行されそうになったのだから…

実は私自身もちゃんと来れたのが不思議だった。

今までに全く関わることのなかった世界で、
とても馴染めそうもない雰囲気なのになぜか私は
「やっていけそう」という妙な自信があった。



その日も私は二人のねえさんに化粧をしてもらった。



二日目ということもあり
この日は少し冒険をしよう!ということになった。

私はかなりの不安を感じながらも
まずは「アイプチ」なるものをやってみた。

女性なら知っているアイテムだが、
その時の私にとっては全く未知の世界。


どうやらまぶたを接着剤みたいなもので固めて
一重のまぶたを二重に出来るという優れものらしい。

私のまぶたは「奥二重」だったので
初日のメイクは苦労したようで二日目に来たら
アイプチしてやろうと決めていたようだ。


まずはあけみさんに片方をやってもらった。


何でも人にやってもらうと上手くいくものだ。
私のまぶたは見事な二重になり、
最初は気持ち悪いと思ったがそのうち悪くないと思えた。

もう片方は自分でやってみなさい
という事でやってみるが…どうも上手くいかない。

何回かやってなんとか見えるようになり、
私のまぶたは完全な二重に変身した。



「これでメイクもやりやすくなるわ」



あけみさんは「やれやれ」といった感じで
手早く私の顔を女にしていく。

まゆ毛もずいぶん剃って、
らしくなったので初日よりはやり易かったようだ。

そしてその日はかなり濃い感じになった。
前日は「可愛い」感じだったらしいが、
その日は「大人の女」がテーマだったらしい。

確かに前日よりはメイクが黒っぽい感じがしたが、
私はどちらも「気持ち悪い」オカマにしか見えなかったのだが。



初日は金髪だったが、
その日は「大人の女」がテーマだったので
カツラも薄茶色で肩にかかるくらいのサラサラヘア。

衣装も前日の黄色いワンピースから
ベージュのツーピーススーツになった。

何だか前日とは全く別人になった感じだか、
私にしてみればどっちもどっちという感じでよくわからなかった。

初日は始めて履くパンプスで常に倒れそうだったが、
二日目はなんとか普通に歩けるようになりらしくなったような気がした。




とりあえず化粧や衣装などは
自分でもさほど違和感がなくなってきた。

初日はお客さんに「可愛い!」とか言われても


「いやいやそんなことないですよ」


と軽く謙遜していたが、
二日目からは他のねえさんたちを見習って、


「そんなの言われなくたって分ってるわよ!」


と逆ギレに近い返しが出来る様になってきた。




しかもそんな失礼なことを言っても
お客さんは嫌な顔一つせず、ただひたすらウケている。


「こんなキャラがウケるなんて…」


私は半信半疑で喋っている失礼な言葉が、
ほとんどのお客さんは面白がっているようだ。

もちろん全てのお客さんに通用するわけではないだろうが、
オカマだから許される「キレキャラ」が自分でも楽しくなっていた。


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オカマへの下ごしらえ

~これはプチホスの過去のお水歴を振り返った物語である~
         <プチホスお水歴 第43話>

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たぶん私の人生の中で最も長い一日だった
オカマバーの初日が終わり無事に家に着いた。

しかし色んな出来事があったため、
気が付くともう朝の6時になっていた。

外は完全に明るくなっていて
これから寝たとしても2時間がいいとこ。
そのまま寝たら完全に寝坊してしまいそうだ。


「こうなれば寝ないで仕事に行くか…」


私にはその選択しかなかった。





当時30歳の私には多少きつかったがまずは会社に行き
早速「営業に行ってきます!」と張り切って車で出かけた。

そして私はパチンコ屋の屋根付き駐車場で3時間ほど
仮眠を取ろうと思ったがこんな時に限ってよく電話が鳴る。
30分もしないうちに会社の事務のおばちゃんからの電話。


「プチホスさん、○○さんの書類が間違ってますよ」


「そんな話は帰ってからでいいだろう!」


そう叫びたかったが、
寝起きだったためそんな元気もなく再び仮眠に入った。
正直言ってまだ完全に酔っている感じだった。




なんとか3時間ほどの仮眠をとった私は
一旦家に帰ってねぐせを直し会社に戻った。

そして先ほどおばちゃんから指摘のあった書類を直し
数件のお客さんに連絡したり事務処理をした。

とてもそれ以上仕事をする気力はなく
買い物もしたかったので早めに帰り出勤の準備をした。




そうです。




前日は突然出勤することになったので
明らかに男の体のままでただ化粧をして衣装を着ただけ。

よく考えるとパンストから多少すね毛は見えていただろうし、
黄色いワンピースの下はごく普通のトランクスのパンツだった。

しかも初日に着ていたワンピースは
ノースリーブだったので実は脇毛が見えていたはず。

こんな状態で仕事をしていたなんて、
あとで考えるとちょっと気持ち悪くなった。





というわけで二日目の出勤前に、
「最低限出来ることはしておこう」と思い立った。





まずは足のすね毛だ。


自分で言うのもなんだが、私は元々体毛は薄い方だ。

付き合った彼女にも
「足や胸がツルツルしてて気持ちいい」とよく言われていた。

しかしうっすらと生えているすね毛は
確実にパンストに妙な模様を映し出していた。

とりあえずは太ももとすね毛はかみそりでしっかり落として
私の足は完全ににツルツルになった…はずが
あちこちかみそりで切ってしまい絆創膏のお世話に。



次は脇毛。


これは意外にてこずった。

いきなりかみそりで剃ろうとしても上手く剃れない。
仕方なくハサミである程度切り仕上げにかみそりを使ったが、
またもや何ヶ所か切ってしまった。

普段切らないような場所を切ってしまうのは本当に痛い。
脇に絆創膏を張りながら無性に悲しくなったが、
泣き言は言ってられない。



最後はまゆ毛。


私は体毛は割と少ない方だと言ったが、
まゆ毛だけはものすごい太かった。

前日化粧をしてもらう時もあけみさんに
「こんな太いまゆ毛のオカマなんてどこにもいないわよ!」
と太鼓判を押されるほど私のまゆ毛は太かった。

今でこそちゃんと処理するようになったが、
当時は目のすぐ近くまでまゆ毛がパラパラ生えていたので
目尻の方は2㎝ほどの幅のまゆ毛だった。

そして、そのまゆ毛を剃る時にもしっかり切ってしまった。



結局、すね・わき・まゆ、
手入れした全てが絆創膏だらけになり、
金網デスマッチをしたレスラーのようになった。

そして帰る途中に買っておいた
ビキニブリーフのパンツを履き再びオカマバーへと向かった。




(つづく)



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オカマバーの意外な裏事情

~これはプチホスの過去のお水歴を振り返った物語である~
         <プチホスお水歴 第42話>

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閉店後のミーティングでママからの
「『お勉強』という名のお仕置き部屋行き」を
なんとか免れた私はこれから本当にこの店で
やっていけるのか心配だった。



それはお客さんとのやり取りで
自分がノンケであることがバレないか。

更にはママや他の従業員から狙われないか。

というのも、ママの誘いを断った後、
あけみさんが言った言葉が気になっていたからだ。



ママが諦めてお店を出てった後、
あけみさんとグレープさんはこう言った。



あけみさん「ホント、ババァなら油断も隙もあったもんじゃない」

グレープさん「そうよ。あんた、気をつけなさいよ」

私「すみません、まさかあんなことになるなんて…」

あけみさん「ババァに捕まったら、
       もう使い物にならなくなっちゃうじゃない」

私「???」

グレープさん「ちょっとあけみちゃん、そんなこと言ったら
        この子明日から来なくなっちゃうわよ」

私「・・・」

あけみさん「でも我慢できない時はいつでもお手伝いするからね」

私「えっ?」

グレープさん「だからもう…その辺にしときなさい」

あけみさん「とにかく一緒に頑張りましょう!」

私「あっ、はい。よろしくお願いします」



あまり考えたくはなかったが、
よく考えるとこの店で「男」なのは私とチーフだけ。

まぁチーフは奥さんも子供も居て、今風に言うとメタボな感じ。

それに比べて当時の私は
9号のワンピースが着られるごく普通の男子。

確かにママだけではなく、
あけみさんやグレープさんから見ても
その時の私は確実に「男」なわけだから…



その先が不安ではあったが、
当時の私は家財道具が何にもない社宅にいたし、
借金の返済をしたらギリギリ生活できるくらいの給料だった。

とにかく私はこのお店で稼ぐと決めた。

このお店は7時から翌4時までの出勤で日給8,000円。
レギュラーだから月25日位出勤したとして20万円になる。



更に



この店で働こうと決めた理由はもう一つあった。

実は「チップ」がバカに出来ないレベルだったからだ。



この日は特にショーやイベントがない日だった
にも関わらずかなりのチップをいただいた。

このお店は従業員がもらったチップは
全部を合わせてその日の従業員で山分けするルールだった。



ちなみにその日は全員で2万円だったので、
5人で割ると一人当たり4,000円。

実に日給8,000円+チップ4,000円で
その日は12,000円の収入だった。

これならちょっとしたクラブのホステスさんと変わらないじゃないか!



もちろんこんなにもらえる日ばかりではないが、
ショーをやれば確実にこの何倍にもなるという。

「これは面白そうかも…」

そう考えニヤニヤしながらも
私のオカマバー初日は終わった。



(つづく)




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オカマ初日の試練

~これはプチホスの過去のお水歴を振り返った物語である~
         <プチホスお水歴 第41話>

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バイト初日の閉店間際に妙なきっかけで源氏名が決まり
私のオカマバー初日はなんとか終了しました。

そもそもこの日は
面接直後の試験的なものだったので
ひょっとしたら閉店後にママから
「やっぱり使えないわね」と言われる可能性もあった。

そして閉店後にある程度片づけが終わったあと
軽くミーティングをすることになった。



ママ「どうだった、オカマやってみて?」

私「ええ、慣れない事ばかりなので大変でしたね」

ママ「そう。やっていけそうかしら?」

私「まぁなんとか頑張ってみようと思います」

ママ「じゃあ明日からまた来て頂戴」

私「わかりました。それと私昼間の仕事をしているので
  週3回くらいとかの出勤でいいでしょうか?」

ママ「何言ってんの。うちはレギュラーしかダメよ」

私「でも…」

ママ「最初は仕事を覚えるためにもちゃんと来た方がいいわ」

私「わかりました。頑張ってみます」



という訳で一応オカマバーで働くことが決まった。
すると今度は急にママの雰囲気が変わった。



ママ「ここでやっていくには色々と勉強しなきゃいけないのよ」

私「はぁ…」

ママ「あんたはノンケなんだから特に注意が必要よ」

*「ノンケ」とはゲイ用語で非同性愛者(異性を愛する)のことを言うらしい

私「はい、気をつけます」

ママ「でも可愛い女の子を前にしたら絶対色気が出るものよ」

私「急には無理かもしれませんがその辺は気をつけます」

ママ「そのためには色々と勉強が必要よ」

私「・・・」

ママ「今晩、家に来なさい」

私「えっ!」



ママのその言葉が出た瞬間お店の空気が凍った。
一緒に聞いていたグレープさんやあけみさん、チーフも
凍ったようになりママの言葉に注目していた。



ママ「いいから今晩は家に来なさい」

私「でも明日仕事もありますし…」

ママ「どうしてもダメなの」

私「はい、すみません」

他の従業員「・・・」

私「・・・」



ママはしばらく私をにらみつけ
なんとか私が諦めるのを待っているようだった。

実はこのママ元々は国鉄の職員で
結構声が太く腕っ節も強そうだ。


こんな人の家に行ってから
あの太い腕で押さえつけられ・・・

想像しただけで怖くなった。
しかも私はママににらみつけられ本当にビビっていた。

このままママの誘いを断ったら
今後この店での仕事がやりづらくなるのは間違いないが、
かと言ってその一線を越えるのはちょっと厳しい。

とても苦しい立場にいたがその後のママの言葉は、



「わかったわ、今日は帰りなさい」



とりあえず私は救われたようだ。

そのあとはみんなで化粧を落として
私のオカマバー初日は終わった。





(つづく)

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源氏名つながり


昨日のブログではオカマバーでの源氏名が
お客さんの勘違いから決まった、と書きました。

そして何の気なしにこのブログの
アーカイブ(左側の月別欄)を見ていると、
いつの間にか1年経っていたんですね。


30代後半から始めたホストとして
孤軍奮闘しながらも辞めてしまいましたが、
私にとっては非常にいい経験になりましたね。

という訳で一年前の日記を見てみると、
偶然にもホストとしての源氏名が決まった時の様子を書いてました。


その時はある程度決めていた源氏名があって、
一つは私が好きなアーティストの名前。
そしてもう一つが今お水歴で書いている
「グレープさん」の本名なんです(笑)



何でかって?



それは…



グレープさんの本名があまりに男らしい名前だったもんで
ついつい店長に二択を迫ってみたら、
そのグレープさんの本名に決まってしまったのです。

偶然とはいえ、ちょうど一年前の記事に
すでにグレープさんが登場していたなんて。


まぁそんなどうでもいい話でした。

ではまたお水歴の続きをお楽しみに!


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聞き間違いから源氏名が決定

~これはプチホスの過去のお水歴を振り返った物語である~
         <プチホスお水歴 第40話>

過去のお水歴をまとめて見る場合はこちらをクリック





オカマバーには独特なノリと役割分担があることを悟り、
ここに馴染むには時間が掛かるであろうことを覚悟した。

しかも私が入った初日は結構混んでいたので、
私が1人でお客さんの席に付くこともあった。

とにかくお客さんは色んな人たちが来た。



観光客のおばちゃん達

酔った勢いで来たサラリーマン達

恐る恐る入ってきたOL達

お客さんとのアフターで来たホステスさん




どんな人が来るのかと思えば、
特に変わった人が来るわけでもなく
普通の色んな人たちがお客さんとして来ていた。

中でも特に多かったのは観光客達。

全国色んな地域から観光で来て
恐らくホテルの紹介で来ているのだろう。



しかし、後で気が付いたことだが、
私が入ったこの店では観光客向けの案内に

「ライブショーあり(要確認)」

と書いてあった。



えっ?そんなの聞いてないけど…
と思いつつその話題になるとママは必ずこう言っていた。

「満席になったら始めるわよ」

最初はなるほど、と思っていたが、
その日明らかに満席になっても始める様子はない。



まぁ私は初日だったのでお客さんに聞かれても

「ごめんなさいねぇ。私バカだからよくわかんないの」

といって誤魔化していたが、
隣の席では常連らしきホステスさんが
ママに「踊りやんないの?」と言ってもママは

「今、新しい踊りの練習中なの」

と言っていた。

とにかく今はやってないようだったので、
それが楽しみ出来ていた観光客の人たちには申し訳ないが
ママの強面キャラとグレープさんの綺麗キャラで
それなりに楽しんでもらっていたようだ。




そんな感じで、ぎこちないながらも
私のオカマ初日も閉店時間が近づいてきた。

その頃私はいかにも超常連な態度の
どこかのクラブのママさんの席に付いた。




クラブのママさんは私を見付けるなり
「あんたはいつまで続くのかな~?」と意味深な発言の後、


「あんた名前はなんて言うの?」と言われた。


そういえば私は自分の名前を決めてなかった。

こんな時間になって今さらという感じだが、
とっさに私は自分の下の名前の最後に「子」を付けて言ってみた。


「プチ子で~す!」


すると私の発音が悪かったのか、
クラブのママさんがちゃんと聞き取れなかったのか
全く違う名前で呼ばれた。


「何?スジ子」


するとうちの店のママが「その名前いいわねぇ」
と言ったことからその名前が採用された。

しかもスジ子だけじゃ可愛そうだから
苗字は『シャケ』にしてあげると追加され
その瞬間から私の源氏名は「シャケ筋子」になった。

確かに面白い名前だが、私自身は不満だった。

どうせならもっと可愛い名前がいいなぁと思うのは当然だが、
超常連さんの聞き間違いからこうなったとはいえ


「しょうがないか…」


と思うことにした。




(つづく)


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オカマバーのノリに感心

~これはプチホスの過去のお水歴を振り返った物語である~
         <プチホスお水歴 第39話>

過去のお水歴をまとめて見る場合はこちらをクリック






えーー先日「しばらくお休みします」的な発言をしましたが、
なんか中途半端で忘れ去られてもあれだなと思い
また続きを書いてみようと思います。

仕事の方は今月末まで全力でやらねばならない状況ですが、
やや短い文章でまた「つづく」と締めくくるかも知れません。
私自身も中途半端にしておくのは嫌なので一気に書いてみます。





前回の日記ではメイクと衣装を合わせて
いよいよお仕事開始というところでしたがそれからが大変でした。

何しろ私はついさっきまで普通の30歳の男で、
なぜかオカマバーに面接に来ていきなり試験だ!とばかりに
メイクをしてお店に出されたのだから動揺して当たり前の状態。


どう見ても男顔のママからは

「絶対に男の部分を出しちゃダメよ」と言われ

でっかいおねえさんのあけみさんからは

「なんか適当にしゃべればいいのよ」と言われ

美脚できれいな感じのグレープさんは

「頑張ってね~!」と言うだけ。。。


多少の緊張はあったものの
あとは「とにかくオネエ言葉で普通に接客すればいいんだ!」
と言い聞かせてお客さんを待った。




そして最初のお客さんが入ってきた。




数人の団体はどう見ても観光客のおばさん達。

まずはあけみさんが丁寧な中にも毒舌を織り交ぜた
なんとも言えない口調でお客さんたちを席に着かせ飲み物を聞いた。

そして私も早速その席でお酒の準備をして
当たり障りのない時事ネタでもしようとしたところ


「ちょっと何この子!金髪だわよ~」


とからかわれながらもとにかくニコニコしていようといたが、
おばさん達はいかにも新人っぽい私をターゲットにしたようだ。


「あんた水商売初めてなの?随分おとなしいわねぇ」


となかなか鋭いツッコミをされて上手く返せずにいると
あけみさんはこう言った。


「この子はどうせすぐ居なくなるんだからお客さんも優しくしてね」


いじめてるのか助け舟を出してくれたのか、
なんとも言えない会話でその場はどっと盛り上がった。

「なるほど、オカマバーってこうゆうノリなのか…」

私はほんの数分でオカマバーの恐ろしさを知った。




すると今度はグレープさんが奥から出てきた。


「あら~いらっしゃい!」


という言葉で登場するとお客さん達は


「あら、きれいなおねえさんもいるのね」とか
「そんな細い足なのにオカマなの?」とか
「ちゃんとおっぱいもあるじゃな~い」


などと私やあけみさんに対する反応とは全く違った。

「この登場の仕方はおいしいかも」と私は少し感心した。




最後はママの登場だ。




誰がどう見ても男が化粧をして
カツラをかぶったとしか思えないこのママの登場に
お客さん達は見ただけで喜んだ。



しかもママは野太い声で


「あら~お化け屋敷へようこそ!」


と、綾小路きみまろのような話っぷりに更に喜んでくれる。



私は「なんて単純なお客さん達だ」と冷静に分析しながらも
「おばさん達にはこのノリがいいのかもしれない」と更に感心していた。




(つづく)


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色々と大変かも…


先週うちの母親がちょっとした手術をしました。

今回は大した手術じゃないので
特に大きな問題はなかったのですが、
医師の説明を聞くとこれは単なる気休めのようです。

本当はもっとちゃんとした病院で
全身麻酔をして本格的な手術をしないと改善は見込めないようです。



実は我が家は両親が離婚していて
父親は重病のため親戚と兄貴が管理しているのですが
私は父親とは20年くらい会ってません。

母親も1人暮らしは無理な状態になりつつあるので
私が面倒をみることになりそうなんです。


まぁ親なんだから「面倒」なんて
言葉を使うものじゃないかもしれませんが、
20年近く1人暮らししてきた40近い独身男が
20年ぶりに親と暮らすというのはちょっと…

別に母親が嫌いなわけじゃないし、
いつかは一緒に暮らそうと思っていたのですが、
このタイミングで同居するのはつらいものがあるんです。



アルバイトを探すほどの金銭的な状態で、
親と同居するとひょっとして縁遠くなるのでは…
なんて考えてしまうのは不謹慎なんでしょうか。



なんて、今日は軽い愚痴でした。



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昼の仕事をしながら様々なバイトをしてきましたが、さすがにもう結婚はないかなぁ…

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