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オカマの試用期間

~これはプチホスの過去のお水歴を振り返った物語である~
         <プチホスお水歴 第37話>

過去のお水歴をまとめて見る場合はこちらをクリック





オカマバーだと薄々感じながらも
面接することになりお店に向かった。

しかし、いざ「オカマバー」だと
解ってしまうと急に怖くなってきた。

お店に向かいながらも
「連絡先は言ってないしこのまま行かなくてもいいかな…」
とだんだん弱気になるというか怖くなってきた。

まだ採用されるとも決まってないのに


「俺がオカマの格好をして接客するなんて…」


色んな想像をしてしまい「遂にここまで来たか」
と勝手にソープに売られる女の子の気分になっていた。




お店の前まで来たが、
ドアの向こうの様子は全く解らない。

なんだかバタバタした感じはするが、
にぎやかという感じではない。

恥ずかしい話だが、私はお店の前で震えていた。

もちろん武者震いではない。
自分が全く知らない世界に飛び込んで行くことに対する恐怖だ。




私がドアの前でいつまでもグズグズしていると
そのお店のドアが開いて体のおっきいオカマさんが出てきた。

どうやらお店のドアはマジックミラーになっていたようだ。


「ちょっとあんたここで何してんの?」


といきなりのオネエ言葉に私はビビった。


「あっ、あの、め、面接に来たプチホスです」


そう言うと、さっきまで
ムスッとしていたオカマさんが急にニコニコして


「あら~そうなの、ならさっさと入ってぇ」


なぜ急に態度が変わったのかは解らないが、
とにかく私はそのお店に足を踏み入れてしまった。






お店はちょうど準備が終わって
お客さんを待っている状態のようだった。

すると目の前には、さっきのおっきいおねえさんと
金髪で結構きれいな感じのおねえさんと
明らかに男性にしか見えない年配のオカマさん達が
私を上から下まで舐めまわすようにジーっと見ていた。

すると年配のオカマさんが、
「そこに座って」と言ってきた。

どうやらこの人が「ママ」さんらしい。



ママ「あんた幾つだっけ?」

私「さ、30歳です」

ママ「お酒は結構飲めるの?」

私「まぁ…あまり強くはないですが多少は」

ママ「そう。うちは飲んで稼ぐお店だからみんなガバガバ呑むのよ」

私「そうですか。どのくらいなんでしょうか?」

ママ「うーん、多い時は一ケースくらいかしら」

私「えっ!ここは瓶ですか?」

ママ「そうよ、ジョッキとかグラスだと色々面倒なのよ」

私「そうですか。一ケースですか」


そこで私は少しホッとした顔をしたのを見逃さなかった。


ママ「あんた、1人一ケースよ」

私「あっ、やっぱりそうですか…」

ママ「そうよ、みんなで一ケースじゃ話になんないでしょ!」

私「はい、解りました」



ママ「ところであんた、女が好きなの?」

私「えっ!あっ、はい」

ママ「そう、もったいないわねぇ」

私「・・・」

ママ「でもここではあんたもオカマになるんだから
   お客さんの前で女に色目使っちゃダメよ」

私「あっ、はい。解りました」

ママ「今日はお店出られるの?」

私「えっ!今日ですか?」

ママ「とりあえず試験採用よ」

私「そうですか。でも何も準備してませんが」

ママ「大丈夫よ、あけみちゃ~ん!」

あけみさん(さっきのでっかいおねえさん)
  「は~い、ママ。準備しますか?」

ママ「そうねぇ、とりあえず可愛い感じでお願い」

あけみさん「はい、ママ。まかせて~」



そう言うとあけみさんは、
私の顔をコットンで軽く拭いて
ハンドクリームのようなものをベタベタ塗りはじめた。

あとで聞くとそれはコンシーラと呼ばれるもので
普通はシミなどを隠すためにポイントに使うものだが、
オカマさんたちはひげや毛穴を隠すために大量に使っているようだ。



そのコンシーラをグリグリ塗られながら、

「俺はこれから女になるのか…」

と少し寂しい気持ちになっていった。




(つづく)


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テーマ : 昔こんなことしてました - ジャンル : 独身・フリー

comments

>こゆびさん

いやいや、笑い事じゃなかったですよ(^^;)

女性はオカマさんを「同姓」扱いで見るようだけど、
男性はオカマさんを「女性の格好をした男」として見ちゃうんですよ。
だからいざ目の前に行くと絡みづらいというか、
あまり仲良くはなれない感じがするんですよね。
まぁ今は違いますがね。

たぶん現代のオカマバーには
私のような「ノンケ」はいないと思いますよ。
当時は極まれにいたようです。

No title

フフフ…海千山千(?)のプチホスさんも、恐怖で震えることがあるのですね^^ 
オカマバーは、会社の忘年会の3次会で行ったことがありますよ。その時のオカマさん達は皆綺麗で、話も大変面白かったです^^V 恋愛対象も男だと言っていました。

でもこんな話を聞くと…もしかしたら生粋(?)ではないオカマさんも混じっていたのでしょうかねぇ…??

>ミユキさん

色んなカルチャーショックはありましたが、
意外に人間味のある職場でしたね。

No title

新宿二丁目のヲカマバーは
数回行ったことあります
いごこちはよかったです
プチホスさんはいい経験でしたか?

コメントありがとうございます

>みるくさん
そうなんです。
オカマバーの方々はとにかく「豪快」です(笑)

>mayさん
実は化粧をさせられるのは初めてじゃなかったので
わりとおとなしくされるがままになってました。

>Kazさん
気が付くと自分でも信じられない量を飲んでましたね。

>雪夜さん
いやいや、私は決してイケメンじゃないですよ。
自分で言うのもなんですが「サッパリしている」
とくらいで何の特徴もない顔だと思います。

それに「ホスト=イケメン」と考えるのは私からすると「?」です。
確かにいろんな意味でいい男が多いように見えるかもしれませんが、
その中で目立つホストは極一部でそれ以外はダサいホストが多いのも事実です。

>てれさん
どうやら衝撃的な出来事については
ハッキリ覚えていることが多いですね。

>まりコさん
やっとここまでたどり着きました。
思い返すと色んなことしてたんだなぁ…って思いますね。

No title

オ、オカマバーの方々・・・
なんてゆうか、ごっつ豪快!!!ですね・・・。

それにしてもワタシも想像ですがプチホスさんはきれいなお顔してらっしゃるだろうと思ってますが
お体はたくましい!!!
それでもやっぱりこの世界にそめられてしまうのですね。
他にも身体の大きい方もおられるようだし。
もっとナヨっとした女らしい世界と思いきや
色々なんですね~・・・。

ワワワ・・・

プチホスさーん!
何時の間にそんな展開に・・・。
プチホスさんの女装姿ちょっと見てみたい気が。。。ムフフ☆
化粧の感じは如何でしたか??
これからの展開楽しみにしてます!!

No title

うっ、1人1ケースですか!!!
そういえばヲカマバーに行くといつも記憶なくなりますが、スゲーテクで酔わせてたわけですね。
(まさかあそこにプチホスさんいなかっただろうな…)

うふ☆やっぱり

やっぱりなんですよね 笑
えぇと、前回コメントでも書きましたけれども
「やっぱり」はですね、ほら、プチホスさんてイケメンさんだと
想像するわけですよ。
ホストされてる方ってそういうイメージがあるし、
お写真の感じからも 記事からも そういう気配があるので
きっとお顔立ちが整っているのだろうなと。

なので、オジサマに好かれるとか、オカマバーのママに
「もったいない」と言われるのは
私からみると やっぱり なのです☆

このあとの展開楽しみにしてます!!

わたしがびっくりなのは

そんなに細かいことをどうしてそんなに覚えていられるんだろうって事です。
すっごい記憶力ですねー。

で、夜でない世界に到達するのはまだ先の話なんでしょうか。

No title

おおおおぉ~!ついにプチホスさんヲカマデビューだあ!
しばらくは怖くなく読めマス^^;;;
それにしてもプチホスさんって
ほんといろいろ経験されたんですねー!!

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昼の仕事をしながら様々なバイトをしてきましたが、さすがにもう結婚はないかなぁ…

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